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当館所蔵の資料の中から、江戸時代終わり頃の福井城の風景を描いた「福井城旧景」、福井城下とその近郊の風物詩を描いた「福井藩十二ヶ月年中行事絵巻」、明治初期の福井城下を写した古写真を紹介します。それぞれの画像をクリックすると、大きな画像と解説のページに移行します。(※掲載の資料は画像データの利用が可能です。利用希望の方は画像データ利用依頼書をご提出下さい。)
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「福井城下図」(当館作成)
この福井城下図は、享和3年(1801)に福井藩が作成した「福井分間之図」(松平文庫 福井県文書館保管)を基に作図したものです。
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「福井城旧景」(当館蔵)
幕末期の福井城下の風景(25場面)を描いた画帖です。福井城の城郭・城門、武家屋敷や、城下の南を流れる足羽川に架かる九十九橋などが描かれています。旧福井藩士大越家に伝わり、後に越前松平家の所蔵となった「福井城郭各御門其他見取絵」を、昭和2年に郷土史家の山下与平が模写したものとされています。 |
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「福井藩十二ヶ月年中行事絵巻」(福井市春嶽公記念文庫 当館蔵)
福井城下とその近郊を中心に、月ごとに年中行事や風物詩を選び、軽快な筆致で描いた絵巻物です。作者は福井藩士(居合の師範)で狂画をよく描いた高畠夢蝶と考えられています。 |
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「福井城下古写真」(福井市春嶽公記念文庫 当館蔵)
明治初年、廃藩置県間も無い頃の福井城下の写真です。福井城下に店を構えた写真師達によって撮られたものと思われ、下段の3枚の写真は一乗町の写真師旭斎によって撮影されたことが分かっています。 |
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