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福井市立郷土歴史博物館

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古墳こふんから見つかったもの

・・・古墳の中から見つかったいろいろなものをみてみよう。

【アクセサリー】　石やガラス、金などでつくられたさまざまなアクセサリーが見つかっています。ふしぎな力があったと考えられていたものや、身につけていた人の権力けんりょくをしめすものなど、その意味いみはさまざまであったと考えられます。
龍ヶ岡たつがおか古墳　から見つかったヒスイのくびかざり	龍ヶ岡古墳から見つかった石の腕輪うでわ
南みなみの島しまでしかとれない貝殻かいがらでつくった腕輪うでわ（龍ヶ岡古墳）	天神山（てんじんやま）7号墳から見つかった金きんの耳飾りみみかざり
天神山7号墳てんじんやま７ごうふんから見つかった勾玉まがたま	天神山7号墳から見つかったビーズのくびかざり

【銅鏡どうきょう】　古墳時代の鏡かがみの多くは青銅せいどうという合金（ごうきん：いくつかの金属きんぞくをまぜあわせたもの）でできています（銅どうと鉛なまりと錫すずの合金）。今の鏡かがみとちがい、円盤えんばんのような形で、裏面にいろいろな文様もんようがえがかれています。鏡もふしぎな力をもっていると信じられていたようです。
花野谷1号墳はなのたに1ごうふんから見つかった三角縁神獣鏡さんかくぶちしんじゅうきょう	つくられた当時とうじの三角縁神獣鏡（レプリカ）
花野谷1号墳から見つかった連弧文銘帯鏡れんこもんめいたいきょう	龍ヶ岡古墳たつがおかこふんから見つかった二神二獣鏡にしんにじゅうきょう

【鉄てつやそのほかの金属きんぞくの道具どうぐ】　古墳時代こふんじだいの半ばまでは、日本では原料げんりょうから鉄てつをつくることができなかったと考えられており、鉄はもっぱら海の向こうの大陸たいりくからもたらされていました。そのような時代にたくさんの鉄の道具を古墳に埋めるということは、古墳にほうむられた人の力の大きさをしめすものだったのでしょう。
天神山7号墳てんじんやま7ごうふんから見つかった鉄てつの刀かたな	天神山7号墳から見つかった鉄のよろいかぶと
古墳時代の馬具ばぐ（馬（うま）にのるときにつける道具やかざり）