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令和5年夏季特別陳列「福井の里山 文殊山ゆかりの神仏」 福井市立郷土歴史博物館
ホーム > 歴史博物館の展示・講座 > 企画展示室
 近年は気軽にハイキングが楽しめる里山として多くの人に親しまれている文殊山。一方文殊山は、奈良時代の名僧・泰澄が開いたとされる「越前五山」の一つに数えられる霊山であり、その山麓には文殊山信仰の拠点である楞厳寺をはじめ、数多くの密教寺院が栄えていたと伝わります。本展では、文殊山ゆかりの仏像を中心に展示し、文殊山の深遠な歴史と信仰を紐解いていきたいと思います。
開催概要
会 期 令和5年7月27日(木)~9月3日(日) 39日間
会期中の休館はありません
会 場 福井市立郷土歴史博物館 企画展示室
観覧料 一般700円、高校・大学生500円 (団体はそれぞれ2割引)
※中学生以下、70歳以上、障がい者とその付添人は無料。
後 援 福井新聞社、NHK福井放送局、FBC、福井テレビ、FM福井、福井ケーブルテレビ、さかいケーブルテレビ、福井街角放送
展示構成  展示解説シート(附:出展目録)
第1章 「二上」の山への信仰
古代より秀麗な「二上」の山容を誇る神体山として崇められてきた文殊山。山とその周辺の残る古代の信仰の形跡を紹介します。
  • 文殊山山中採集資料 楞厳寺
  • 太田山2号墳出土管玉 福井県教育庁埋蔵文化財調査センター蔵
  • 二上・半田1号墳出土遺物 福井県教育庁埋蔵文化財調査センター蔵
  • 越前国足羽郡糞置村開田図(複製) 原本:正倉院宝物
  • 越前国内神名帳(写真パネル) 原本:石川県立図書館蔵
  • 多聞天像、広目天像 福井市指定文化財 平安後期 二上町
  • 十一面観音立像 福井県指定文化財 平安後期 冬野町 【右写真】
第2章 「文殊の本寺」楞厳寺の歴史と仏像
現在も山上の堂舎を護持する楞厳寺(りょうごんじ、福井市大村町)の歴史を仏像を中心に紹介します。
  • 文殊菩薩坐像 平安後期 楞厳寺 【右写真】
  • 十一面観音坐像 鎌倉時代 楞厳寺
  • 弘法大師像 福井県指定文化財 鎌倉時代 楞厳寺
  • 東寺修造料足越前国寺々奉加状(写真パネル) 原本:京都府立京都学・歴彩館蔵
  • 越前国之絵図(写真パネル) 原本:松平文庫 福井県文書館保管
  • 越前国名蹟考 当館蔵
第3章 白山信仰と文殊山ゆかりの神仏
文殊山山麓やその周辺の神社に祀られる神像・仏像を展示し、白山信仰とのつながりについて紹介します。
  • 僧形坐像(伝泰澄大師像) 福井県指定文化財 平安前期 泰澄寺 【右写真】
  • 女神坐像 福井市指定文化財 鎌倉時代 上河北町白山神社
  • 僧形神坐像・男神坐像 鎌倉時代 上河北町白山神社
  • 十一面観音坐像・阿弥陀如来坐像・聖観音坐像 鯖江市指定文化財 鎌倉時代 片上神社
関連催事
ギャラリートーク<申込不要。ただし観覧券が必要です>
 展示会場にて、学芸員が解説します。
会期中の毎週金曜日 14時より 約30分間
会場:企画展示室
見どころ講座「文殊山の神仏」<申込不要。ただし参加費が必要です>
 本展の見どころを担当学芸員がお話しします。
日時 7月30日(日)10時~11時30分
会場 当館2階 講堂
講師 藤川 明宏(本展担当学芸員)
定員 60名(当日先着順、会場受付)
参加費 100円(資料代)
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