- 明新館めいしんかん化学実験室かがくじっけんしつの写真
幕末ばくまつ(江戸時代のおわりころ)につくられた福井藩の学校・明道館めいどうかんは、１８６９年(明治２年)に「明新館めいしんかん」と名をあらため、新しい学校の制度せいどがスタートした。
１８７１年(明治４年)にはアメリカのラトガース大学よりグリフィスが招まねかれ、理科の教師として旧福井城の中に理科実験のための建物をつくる。もともと太鼓門たいこもんとよばれた門のそばにあった番所ばんしょ(警備員がいるところ)を改築かいちくして窓まどや煙突えんとつなどを取り付け、実験室にしている(写真左上の屋根やねに注目ちゅうもく！)。これが日本で最初につくられたアメリカ式の理科実験室だといわれている。
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