近世初期に突如現れたやきもの“唐津焼”。朝鮮から渡来した陶工たちによって肥前国(現在の佐賀県)で始められたこのやきものは、新しい窯業技術を基盤にして、また茶の湯の流行を反映した作品を作ることによって販路を拡大し、西日本や日本海側を中心に広く流通しました。これらの地域の城下町遺跡からは、唐津焼が大量に出土しており、当時の消費生活に唐津焼が大きな役割を果たしていた事を証明しています。
今回の展示では、福井城跡の発掘で見つかった唐津焼を中心に採り上げながら、唐津焼と福井城との関係、そしてその歴史を見ていきたいと思います。 |
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会 期 |
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平成21年5月21日(木)~7月20日(海の日)
午前9時~午後7時(入館は午後6時30分まで)
〈休館日〉 6月15日(月)、16日(火)、7月6日(月)、7日(火) |
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観 覧 料 |
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一般 400円
※ 中学生以下、70歳以上の方、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保険福祉手帳の交付を受けている方とその付き添いの方は、無料でご覧いただけます。
※ 友の会優待観覧券で観覧できます。
※ 20名以上の団体は2割引きとなります。
※ この観覧料で、平常展示および養浩館庭園もご覧になれますので、お得です。
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主 催 |
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福井市立郷土歴史博物館 |
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展示協力 |
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福井県教育庁埋蔵文化財調査センター |
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展示資料(福井城跡の発掘調査で出土した唐津焼中心に約100点を展示) |
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絵唐津葦文大皿 |
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絵唐津双魚文大皿 |
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刷毛目二彩松樹文大平鉢 |
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