御武具蔵(おんぶぐくら)より天守台址(てんしゅだいあと) 福井市立郷土歴史博物館

授業のためのデジタル素材集TOP江戸時代城下町のすがた御廊下橋周辺>御武具蔵より天守台址


御武具蔵より天守台址おんぶぐくら より てんしゅだいあと

 本丸西側の内堀にかかる「御廊下橋おろうかばし」を南西の西二ノ丸(山里丸やまざとまる)からみて描いた絵。御廊下橋はその名のとおり屋根のついた渡り廊下のような橋で藩主(殿様とのさま)が、住まいであった西三ノ丸の御座所ござしょと本丸の間を移動する際に使用された。平成17年に復元されて現在見ることができる。画面の上部に見えるのは天守台てんしゅだいで、この上に建っていた天守は寛文かんぶん9(1669)年の大火事おおかじで焼けてなくなり、以後は再建さいけんされなかった。右端に見えるのは坤ひつじさる櫓(別名 月見櫓つきみやぐら)である。

               15.JPG - 54,278BYTES