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「 葵と菊 越前の名刀工・康継と国清 」 福井市立郷土歴史博物館
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平成21年秋季特別展
「 葵 と 菊  越前の名刀工・康継と国清 」
越前松平家お抱えの刀工として
全国に名をはせた二人の名工・康継と国清
作品を通して二人の軌跡を追い
その魅力、活躍の背景を探ります
【 康 継 】 【 国 清 】
近江国(現在の滋賀県)に生まれ、慶長年間に越前北庄へ移住、結城秀康のお抱え刀工となったと伝わる。徳川家康・秀忠父子に召し出され、江戸で鍛刀、その際「康」の字を拝領し康継と名乗り、刀に葵紋を切ることを許された。
大坂夏の陣で落城した大坂城内にあった焼身(熱を受けて刃文がなくなってしまった状態)の名刀の再刃(再び焼入れして刃文を付け直す)を手がけ、またそれらの写し物を制作、名声を得る。
駿河国(現在の静岡県東部)出身の刀工・島田助宗の息子と伝わる。新刀の祖・堀川国廣門下。信州松代で松平忠昌(結城秀康二男、のち福井藩主第3代藩主)のお抱えとなったといい、主に従い越後高田を経て越前北庄へ移住。
朝廷より「山城守」を拝領。刀の茎に菊紋を切る。直刃の名手で刀身の彫物も上手。
左写真
脇差 銘 (葵紋)以南蛮鉄於武州江戸越前康継
       本多飛騨守成重所持内(立葵紋)

       個人蔵
右写真
重要美術品
刀 銘 鍛南蛮鉄剣之寛永二十一年二月日
     (菊紋)山城守藤原国清

     個人蔵
開催概要
会  期 10月16日(金)~11月23日(勤労感謝の日)
会期中は無休
会  場 福井市立郷土歴史博物館 2階 企画展示室
開館時間 10月16日~11月5日:午前9時~午後7時(入館は午後6時30分まで)
11月6日~11月23日:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観 覧 料 大人600円、高校・大学生500円
※ 70歳以上の方、中学生以下無料、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保険福祉手帳の交付を受けている方とその介護者の方は、無料でご覧いただけます。
※ 20名以上の団体は2割引きとなります。
※ この観覧料で、平常展示および養浩館庭園もご覧になれます。
※ 友の会優待観覧券でご観覧いただけます。
主  催 福井市立郷土歴史博物館
協  力 (財)日本美術刀剣保存協会福井支部
後  援 (財)日本美術刀剣保存協会・福井県教育委員会・福井新聞社・NHK福井放送局・FBC福井放送・ftb福井テレビ・FM福井・福井街角放送
主な展示品
重要美術品 刀 銘 (葵紋)於武州江戸越前康継
             以南蛮鉄末世宝二胴本多五郎右衛門所持 (個人蔵)
重要美術品 刀 銘 鍛南蛮鉄剣之寛永二十一年二月日
             (菊紋)山城守藤原国清(個人蔵)
旧大坂御物(大坂夏の陣で焼身、初代康継再刃)より
名物「海老名小鍛治」「若江十河正宗」「鯰尾藤四郎」(いずれも徳川美術館蔵)
短刀 銘 なんはんかね 三条こかち 迫
      越前国康継 本多飛騨守所持内(大泉麻理子氏蔵)
※期間の前半と後半で展示資料の一部展示替を行います。
出品目録(0.2MB)
関連行事
 講演会「郷土の名工・康継と国清」
と き 11月3日(祝) 午後2時~4時
ところ 当館 2階講堂
講 師 森 弘次氏((財)日本美術刀剣保存協会福井支部長)
定 員 80人(当日先着順)
申 込 当日会場受付、聴講無料
 「刀剣研磨・鞘制作の実演」
と き 11月7日(土) 午前11時~、午後2時~
ところ 当館 2階講堂
実演者 研磨:藤川 二朗氏 / 刀装:勝山 一捷氏
その他 申込み等は不要ですので、時間内に順次ご見学下さい。
 福井大学博物館実習生による関連展示
 「えい!やあ!刀! ドキドキ刀ワールド」
「日本刀ができるまで」や日本刀とともに生まれた文化について、こども向けにわかりやすく展示します。クイズや刀のペーパークラフト作りもやるよ!
と き 特別展と同時開催
ところ 当館 2階講堂
その他 入場無料
 ワークショップ「自分だけの刀をつくろう!」
大学生のおにいさん・おねんさんといっしょにペーパークラフトの刀をつくってみよう。紙芝居の上演もします。
と き 11月14日(土)・11月21日(土) 午後1時30分~午後3時30分
ところ 当館 2階講堂
その他 参加費無料
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