ロゴマーク
展示・講座
利用案内
学校と歴史博物館
問い合わせ・利用申請
図録の通信販売はこちら
小中学生の調べ学習のためのページ 福井市立郷土歴史博物館
ホーム > 小・中学生の調べ学習のためのページ > 江戸時代城下町のすがた
 
福井城下眺望図ふくいじょうかちょうぼうず
 福井城下の様子ようすを南のほうから、高いところより見下ろすように描いた絵。福井藩士ふくいはんしで城下絵図の作成に取り組んだ田辺利忠たなべとしただが江戸後期の寛政かんせい年中(1789~1801)に描いたものを、大正8年(1919)にうつしたもの。季節きせつは春で、足羽川の河原には桃ももの林が花ざかりを迎えている。多くの櫓やぐらがあるお城とそのまわりにならぶ武家屋敷ぶけやしき、九十九橋つくもばしから城下を通る大きな道=北陸道ほくりくどうに沿ってお城の西・北側に広がる町屋まちや(=町人たちの家)がたくさん見える。お寺の大きな屋根も目立っている。画面右端がめんみぎはしには浄法寺山じょうほうじさんと鷲岳わしがたけ、さらに白山はくさんが遠くに見える。
福井城下眺望図